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【金沢編】売れにくい不動産ガイド
土地やマンションなどさまざまな種類のある不動産。不動産の中でも売れにくいものがあります。そんな売れにくい不動産には具体的にはどのような種類があるのでしょうか。売れにくい不動産にはどのような理由があるのか、それぞれチェックしてみましょう。
売れにくい不動産(1)事故物件
「事故物件は売れにくい」ということを知っている人は多いでしょう。事故物件とは、過去に殺人や自殺など、人が亡くなっている不動産や「心理的瑕疵」と呼ばれる不動産を購入することに心理的に抵抗を感じる可能性のある物件、構造的に欠陥のある物件などが該当します。
事故物件となる理由はさまざまですが、人があまり欲しがらない不動産ということで、売却額はかなり低くなり、売れにくい不動産の代表格とも言えます。
売れにくい不動産(2)建築基準法満たしてない物件
過去の建築基準法に基づいて建てられたものの、現行の建築基準法を満たしていない不動産を「既存不適格物件」と呼びます。既存不適格物件も売れにくい不動産の1つです。
容積率や高さ制限、建ぺい率、用途地域などが現行の建築基準法を満たしていないことで再建築が難しいなど扱いが難しいことなどが理由で売れにくくなってしまいます。
売れにくい不動産(3)狭小地
狭小地・狭小住宅など、狭くて小さい土地や建物も売れにくい物件と言えます。具体的には狭小住宅は20坪以下の狭小地に建てられている住宅で、居住スペースや収納、注射スペースが不足しがちなデメリットがあります。
しかし、外構工事が少なく住むなどメリットもあるため、土地の形状などによっては需要も見込めます。
売れにくい不動産(4)農地
継続的に耕作をする目的の農地も、なかなか売れにくい不動産です。 そもそも法律によって簡単に売却することを許されなかったり、農家へしか売れなかったりなどの規制があるため、売りたくても売れない状態に陥ります。
農地転用をすることで農家以外の人へ売ることも可能ですが、認めてもらうためのハードルが高いのも事実です。
売れにくい不動産(5)権利関係が絡む物件
借地権付きの土地を指す「底地」や地主から借りている「借地」など、権利関係が絡む物件もなかなか売れにくい不動産です。底地の場合は借地人が利用中は土地を生かすことができません。
また、借地の場合は地主との関係性によってはトラブルが起こる可能性があることから、なかなか買い手がつきにくくなります。
売れにくい不動産(6)共有名義の不動産を売却
共有名義の不動産は、土地の所有権を複数人で共有している状態となっているため、トラブルなどリスクの多い不動産形態といえます。名義人は出資者だけでなく相続した時の割合によって決まり、持ち分と呼ばれる割合があることも特徴といえるでしょう。共有名義となった持ち家やマンションを売りたい人場合はどのような対応が必要となるのでしょうか?基本的な内容から、分かりやすくまとめています。
売れにくい不動産(7)広すぎる土地の売却方法
広すぎる土地は一戸建ての需要に合わないことや、広い分高額になることから買い手がなかなか見つからない可能性があります。このような場合には土地の分割をする、マンション用地として売る、不動産買取りを利用するといった方法が考えられます。
売れにくい不動産(8)変形地の売却方法
三角形やL字型の土地のように、四角形や長方形ではないいわゆる変形地の場合、土地の活用がしにくかったり造成費用が必要になるケースがあることから売れにくくなる可能性があります。その中でもどのような土地であれば売却の可能性があるのかを見ていきましょう。
売れにくい不動産(9)境界が未確定の土地の売却方法
隣の土地との境界がはっきりしていない場合、土地の売却が難しくなります。このような土地を売却するためには、土地の境界をはっきりさせる、各種届出を行うなどさまざまな手続きをしっかりと行っておくことが望ましいといえます。
売れにくい不動産(10)インフラが整備されていない土地の売却方法
生活を営んでいくためには、水道やガス、電気といったインフラが整備されているということは非常に重要なポイントです。そのため、インフラが整備されていない土地の場合には売却がしにくい可能性があります。
売れにくい不動産(11)土壌汚染の可能性がある土地の売却方法
土壌汚染の可能性がある土地の場合にも、なかなか買い手がつかない可能性もあります。このような場合には、土壌汚染調査を行ったり、汚染物質の除去を行うための費用を値引きした上で売却するといった方法が考えられます。
売れにくい不動産(12)市街化調整区域の売却方法
市街化調整区域は、山林や田畑を保全するために都市開発が規制されているエリアです。インフラの整備がされていないことも多いため、売却しにくい可能性があります。土地を手放す予定の方は、土地の地目を確認して専門の不動産会社に相談しましょう。
売れにくい不動産(13)再建築不可物件の売却方法
再建築不可の物件は、現在の建物を取り壊した後の建物建築ができないため、売却価格が低くなりがちです。こちらでは、再建築不可物件の概要や、どのように対処すれば高く売却できるのかなどについてまとめています。
売れにくい不動産(14)傾斜地・崖地の売却方法
傾斜地や崖地にある不動産は、敷地を支える擁壁が長年の劣化によって傷んでいることがあります。安全な擁壁をやり直すには、高額な工事費用が掛かるために売却価格は低くなってしまいがち。こちらでは、傾斜地・崖地の売却が難しい理由や、スムーズに売却する方法などをまとめています。
売れにくい不動産(15)立地の悪い物件の売却方法
駅から遠かったり、周辺環境が良くない不動産を売却するのは困難です。ただし、立地以外に売れない原因があるケースもあり、それらをひとつひとつ解決していけば、売却の可能性が高まります。こちらでは、立地の悪い物件を売却するための手段や、売るべきターゲットについてまとめています。